LOTF2017雑感です

本日2回目の更新です。

今年のLOTFも最高でした。

「S-Stage」での御稽古の様子を見た時から大いに期待していた大輔さんのダンス、実際に上手くなっていました。

今回のLOTF再演、肝は何といっても大輔さんのダンスが去年より上達していなければいけなかったことで、大輔さんはそのことを重々承知でこのオファーを受けたんですよね。

大輔さん、ミッション達成出来てたよ。

来年はLOTFにもっと集中出来るスケジュールを立てて貰って、もっと各演目ごと長いプログラムが観たいです(鬼)

 

LOTFは大輔さんが出ていない時もハイレベルなステージなのがいいのです。

スタッフも演者も一致団結したファミリーなんだけど、決して「身内ノリ」で終わっていないの。大輔さんがその舞台の一員として、今回は主役として、負けん気で食らいついてる本気がビシバシと伝わる舞台だから最高なんですよ。

だから私はLOTFが信じられるんです。心底楽しめるの。

 

そしてやはり故障があったんですね。

氷艶が終わった時点でかなり疲労もしていたでしょうし、無理をしていたことと思います。

自分、初公演の時は前日の膝のアイシングしてる姿を見たこともあり、ド偉い緊張感に見舞われていたんですよね。

こんなにソワソワドキドキするのは現役当時の試合の時以来じゃないかってくらいに。

 

だけど大輔さんは疲労や故障を上回るやりがいがあったと店長さんにお話されたようで。

ホント、今回のLOTFの大輔さんはここ数年で一番ピカピカ輝いていたもんね。

てか、今までで一番いい顔してると私は思ったし。

簡単で容易なミッションは演者に感激を与えてはくれないですもん。

私が最近既存のアイスショーで勝手に感じていることなんですけど、いくら観客が歓喜して満足していたとしても、演者、というか大輔さんは満足感以上のやりがいは得られていないんじゃなかろうかということ。

でも、それも色々しょうがないのかなと。

 

 

 今回の公演で私が一番心に響いのはHometown GIoryでした。

去年、大輔さんのダンスは初公演から公演毎に進化していたようだったし、私が初演から2回目に観た時は確かにどのプログラムも上手くなっていました。

だけどこのプロだけは私は最後までハマらなかった。

ダンス初心者になんでこんな揺らいだムズいポージングのプロをやらせたんだと思ったりw

TVで国際バレエコンクールなんか観てても、勝ち進んだ選ばれし出場者の中でさえコンテンポラリーで魅せられる上手い人って2~3人いるかいないかなんですよね(シロウト目線です)

そんなもんを3週間で形にするなんて無茶振りもいいとこじゃないかと。

だけど今年は大輔さん、このプロを美しく舞えていました。

あれを観て抱いた感動を言葉にするのは難しいです。

マジ泣きしそうになりながら、自分が感じている心の痛みが何によるものなのかもわからなくなっていました。

 わからないまま清らかな空気感ごと心の隅に保存しておこうとか(ポエム)

 

GroIyは私が観た公演では公開稽古の方が迫力があり伝わる演技だと感じました。

前の席で観たらもっと伝わっていたのかも。

どうやら楽公演は3階席から観てもすざましい気迫だったようで、それが毎公演観られたら、表現者髙橋はもっとド偉い高い領域に行ってしまえるんじゃないかと思うんですが、これは蛍光灯が切れる直前の最後の閃光みたいなもので、本人にもコントロール不可能なものなのかも。

でも。そこはその先も期待してしまうけど。

 

それにしてもです。

わかっていたとはいえ大輔さんは喜怒哀楽どの感情も表現出来る人ですね。

どれをやらしても上手くてハマる。

何といっても内面の深いとこから湧き上がっていると感じられて嘘臭くないのがいいw

それに。

いるんですよね。

女優俳優、歌唱力のある歌い手、芸人、解説者、スケーターの中にも、「上手い自分」を見せることが目的になってしまっている人。

おそらくは、上手い自分、おもしろい自分、気の利いたことを言えてる自分が大好きなんだろうけど。そこに絶頂を感じてしまって快感を覚えちゃった人達。

始めはそうではなかったのに褒め殺されてそっちに行っちゃった人も。

嗚呼、残念だなって思うんですよね。

いつしかそっちの技の方が発達しちゃってて、美しくなくなってて、何をやらしても同じに見えたりしてるのにそれでも自分に酔える「魅せたがり」な人。

だけどそういうパフォーマンスを圧倒的だとか上手いと愛でて、その部分にこそ圧倒されたい人が多いのも事実で。

 

 大輔さんのパフォーマンスはそういうのを感じさせないとこがとても好きです。

  私はこの一年間、大輔さんのパフォーマンスを観る時に、敢えてこの人の過去の辛い経験とかシンドかっただろうアレコレを反映しないで観るように努めてきたんですよね。

気持ちをフラットにして「一般の観客」として楽しもう、とか。

だけど実のとこはパフォーマーとしてばかりではなく、大輔さんそのものを愛で過ぎている事実があるから「私は何と戦ってるんだ、素直に愛でろ!」という感情とでせめぎ合うこともありwww

演技を観ながら無理くり冷静になろうとして、冷静を通り越して冷淡な感情と戦う羽目になることもあったりw

だけど、バックラウンドを映し込まずに観たとしても、この人の表現というのは否が応でも「人生とは何たるか」みたいなもんを語りかけてくるというか、ヒリヒリするものがあるんですよね。

もしかしたらそれを観ている自分自身もまあまあ普通に色々な人生経験をしてきているわけで、大輔さんのバックラウンドとかではなく、自分の中の孤独感とかが反応するからそう感じるのかも。

常々思っていることですが、孤独感を抱えてたり生きるのがシンドかったり、そういう人にこそ大輔さんの表現を観て頂きたいなと私は思っているのです。

そんな気持ちを抱えて心が疲れてしまっているサラリーマンの方なんかが、ふと大輔さんの舞台に一人ぼっちで迷い込んで、ノリノリの観客の中で大輔さんの喜怒哀楽のどれを観ても静かに涙がこぼれてしまったり、はたまた一緒に踊り狂いたくなるほど元気が出たり、そんな表現者にさえなれる人だと思うんですよね。

本当に大変な逸材だと思う。

だからどうかその美貌と心と体、大切にケアして頂きたいと願わずにはいられません。